スイレン、新興宗教団体を体験する

最近、「スイレン・ファミリー」内では、人間関係トラブルが頻発しており、さすがのスイレン先生もちょっと気分が落ち込み気味です。たった3週間の間に、3人もの仲間が離反してしまいましたし、その理由も理不尽なものが多かったので、少しヤケ気味になっていたんですね。お前のせいだぞ、Uさん(笑)。
そんな私を見るに見かねたのか、妻が「明日、自然食レストランに食べに行かない?」と誘ってくれたのです。
妻が普段からお世話になっている近所の60歳の女性から食事に誘われたそうで、その方は「ぜひご主人も一緒にどうぞ」と言ってくれたらしいのです。

私自身もその女性とは面識があり、以前、その方と私と妻の3人でクラシックコンサートに行ったこともあるほどの間柄です。

その女性の説明によると、そのレストランでは「完全無農薬・完全無肥料」で栽培された野菜だけを使ったコース料理が食べられるそうで、農家の私もちょっと興味が湧いてきました。「完全無農薬栽培」は私の仲間内でも取り組んでいる人がいますが、「完全無肥料」というのは、今まであまり聞いたことがない栽培方法です。
完全無肥料ってのは、化学肥料だけでなく、堆肥(動物の糞を発酵させたもの)すら使わない栽培方法ですから、常識的にはあり得ません。植物は根っこから無機物(肥料)を吸い上げて光合成をしますので、無肥料では植物が「育つはずがない」からですね。少なくとも、大きくは育てないのです。

だから第一印象として「ちょっと宗教臭い話だな~」と思いましたが、うまい飯には興味があるので、一緒に行くことにしました。

その女性の車に乗せられて、一路仙台へ。

到着した場所は閑静な住宅街にある「高級旅館」のような立派な建物でした。

入り口に入ると、なぜか「靴下を履き変えてください」と言われ、持参してきた新しい靴下に交換しました(事前に持ってくるように言われていた)。
どうやら、この建物内には「外のケガレ」を持ち込んではいけないらしいのですが、この時点でちょっと嫌な予感がしました。
係員に案内されて入った大広間には大きな祭壇が・・・・ああっ!やっぱり宗教団体だった!
おばさまは信者だったのです・・・。
気がついた時には後の祭りで、私と妻は、祈りの言葉が書かれた紙を渡されて、ほとんど強制的に係員と一緒に「祝詞(のりと)」のような呪文を読み上げさせられたのです。まぁ、これが終わればうまい飯だから我慢しよう。

ところが、祈りが終わった後、別の信者さんらしき女性が現れて「ご浄霊をさせていただきます」と、今度はなにやら「手かざし治療」のようなものをさせられたのです。しかも終わった後にはさらに別の女性が現れ「もう一回、ご浄霊しますね」と、二回に渡って謎のハンドパワーを全身に送られてしまいました(苦笑)。別に何も感じなかったのですが、信者さんたちは、「これで大丈夫」とか「元気な赤ちゃんが生まれますよ」とやたらと煽ってくるのです。まるでテレフォンショッピングのような雰囲気でしたから、そのうち「何と今ならこのご浄霊が一万円」とか言い出さないかとヒヤヒヤしました。

係員に誘導されて別室に移動すると、そこには70歳手前ぐらいの上品な感じのオジサンが待っていました。うわぁ・・飯の前には洗脳授業があるのか・・・。

そのオジサンから、この教団の設立経緯などを詳しく説明され、その後、「ご浄霊とは何か」について長々と語られたのです。

彼によると、この教団の初代教祖(すでに亡くなっています)は、全身から謎の「癒しのパワー」を出す人で、どんな病気でも治せる人だったそうです。私が「イエス・キリストみたいですね」というと、オジサンは笑って「救世主にもレベルがあって、うちの教祖様はキリストよりも上なんですよ」という驚くべき説明がありました(笑)。

うあーっ!世界のキリストよりも上なんだってさぁー!やべぇぞ、この団体。

妻が「サイババぐらいですか?」とさらに問いかけると、オジサンはふふんと鼻を鳴らして「比べ物にならないよ」というようなジェスチャーをしたのです。

この団体の「ご浄霊」とは、要するに気功とかレイキと同じようなものらしいんですが、、彼らが言うには、その治療効果は「レイキの10万倍」なんだそうな。10万倍って・・・「当社比」ですか?それとも「個人の感想です」でしょうか?ちゃんとテロップ出してくださいね。

オジサンは、「うちの団体で授与しているお守りを身につけると、パワーは誰でも10万倍になります」と言いだしたので、何か売りつけられるんじゃないかと思って警戒しましたが、どうやらそのお守りは、こういう会合に3回以上出席しないと買えないそうです。つーか、買わないし。

この宗教団体は、「薬を飲まずに病気を治す」「完全無農薬野菜を食べる」「芸術を愛する」というのを三本柱にしているらしく、だから自然食レストランがあるんですね。本部には美術館も設置しているんだとか。

まぁ、私が医者にも見捨てられたような末期ガン患者だったら、ワラにもすがる思いで入信するかもしれませんが、健康体の私から見れば「完全に怪しい人達」の集団にしか感じません。

オジサンは、だんだんと饒舌になってきて、「ウチの教祖様にパワーを与えた神様は、太陽の黒点に住んでおられます」などとワケの分からないことを言い始めました。太陽の黒点は穴ではなく、他の場所よりも「温度が低い場所」に過ぎないんですが、この団体の教えでは「神様の住処」になっているようです。この話を聞いた時点ですでに妻のほうも「あらら」という感じになっていて、二人で「絶対に洗脳されねーぞ」というATフィールドを全開にして、心理的防衛戦を開始したのです。

オジサンはさらに調子に乗って来て「私の息子が子供頃、盲腸になったんですが、ご浄霊で治ることが分かっていたので、医者には連れて行かず、私はご浄霊(手かざし)だけで治療したのです」と誇らしげに左手を掲げたのです。でも、盲腸が破裂したら命にかかわりますので、一歩間違えるとそれは「保護責任者遺棄致死」になりかねませんよね?
つーか、本当に息子が盲腸だったかどうかも、医者に連れて行かなければ分かんないだろうに。

このような不可解な洗脳授業を1時間半も受け、私達はようやくお目当ての「自然食レストラン」へと誘導されたのです・・・。現場に到着してからすでに2時間。もうクタクタです。

でも、確かにおいしい食事でした。本当に無肥料かどうかは分かりませんが、無農薬野菜独特の「甘さと味の濃さ」があったことは間違いありませんので、食事に関しては「文句なし」です。

しかし、この施設内の従業員や信者さんは、一人もマスクをしておらず、帰り際には握手さえ要求されました。おいおい、コロナは?

ここの人達は心の底から「普段からご浄霊を受けている私達は、絶対にコロナにかからない」と信じているんでしょうね。信じるのは勝手ですが、部外者の私達を巻き込まないで欲しい・・・。

こうして私は貴重な4連休の最終日を、「ブログのネタの仕入れ」で潰してしまうのでした(笑)。

ちなみに、下の写真とこの宗教団体は一切関係ありません。

おーが.jpg

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