依るべからず

お釈迦様は80歳でこの世を去ったが、その最後の言葉は衝撃的なものだった。
「自分は師ではなく、一人の修行者なり」
「仏教での解脱とは、他人に依らず、自分の中の真実の我に依るべし」

ちなみにこの教えのことを自灯明(じとうみょう)と言う。

画像

お釈迦様が「他人に頼るな」と言って死んだというのに、現代の仏教では「教団に帰依しろ」だの、「会長の言うことを聞いていれば間違いない」などとツマンナイことを言う。
結局、自灯明の教えをつきつめていくと、寺院も教団も必要ない事になるはずなのだが・・・・。

画像配信サイトYouTubeで、久本雅美がメーヨカイチョーのことを話しながら、感極まって泣き出す映像が流れているが、正直キモイ。お釈迦様は「他人に頼るな」と言ってるのに、仏教徒を名乗る連中が、個人崇拝して悦に入ってる姿は非常に滑稽な気がする。
お釈迦様が「自分は師ではない」と言ったのは、すべての人間が仏性をもっているのだから、自分も他の人も違いはない、すべての人が悟りを目指す修行者なのだと言いたかったのでしょう。つまり、みんな平等。「カイチョーに誉められました~」と泣き出す久本の頭には、「カイチョーは私より偉い」って考えがあるわけでしょ?それは仏教じゃなくてイケダ教なんですわ。

思考停止は甘美なもの。
新興宗教系の人がみな晴れやかな顔をしているのは悩むことを放棄しているから。
でも、それじゃダメ。「自分の中の真実の我に依るべし」。
他人の言葉に従っても幸せにはなれません。あなたがどうやったら幸せになれるかを知っているのは、あなたの中の「真実の我」だけなんですから。そしてその「真実の我」の声を聴くためには、自分が依存しているものを捨てなければなりません。

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この記事へのコメント

2006年09月12日 21:25
今晩は、ずっと読ませて頂いております。
あまりの正論、迂闊にコメントできず 今日は自灯明を教えられ感謝。
スイレン
2006年09月13日 10:24
こんにちは、テンポウさん。

芸能界は特に学会員が多いですからね。
これも、学会の宣伝戦略の一つなんでしょうか・・・。

信仰の自由がありますから何を信じようと勝手なんですが、学会の場合、政権与党に公明党を送り込むような団体ですから、彼らの動向は非会員の生活にも少なからず影響します。
となれば、当然こちらとしても「そこオカシイよ」と言わざる得ませんよね~。

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