霊性と情熱のあいだぐらい

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<<   作成日時 : 2016/01/05 17:25   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 10 / トラックバック 0 / コメント 2

年末年始、プロの占星術師として活動していることを、調子に乗って身内にカミングアウトしたところ、次々と悩み相談が持ち込まれ、長時間にわたって対面鑑定を行う羽目になりました。
・・・・ただ、持ち込まれた相談内容が極めて深刻なものばかりで、自分の中で処理しきれずに、昨日まで軽いうつ状態になっていました。
外科医が自分の身内を手術しないのが少し理解できる。
昔からの知り合いに次々と持ち込まれる相談・・・それが、病気や、死、恋愛遍歴に関するものなど、あまりにも衝撃的な内容で、聞いてるこちらの精神も徐々に疲弊していきます。しかも、その「解決策」まで伝えなくてはならないのですから、精神的負担が大きい。

その中でも特にキツかったのが知人の「自殺」。
私が子供のころから年の離れた兄のように慕っていた人物が、年末に自殺した。私はこの時までそれを知らなかった。
詳しい事情はここでは書けないが、その姪から、「これは運命だったのか見て欲しい」と頼まれたのだ。

知人が自殺したという話だけでも衝撃的なのに、その理由を私に「説明しろ」と言うのだ。

ひとつはっきりしていることは、自殺は運命ではない。
以前、このブログでも何度か書いたが、過去数万人に及ぶ自殺者データをアメリカ占星術協会が何年もかけて分析した結果は「自殺者のホロスコープに共通点なし」なのだ。

事故死や病死、他人に殺されることさえも占星術では予測できるのだが、自殺だけは決してホロスコープから読むことはできない。それは、この世にはただの一人も自殺をプログラムされた人間はいないという証拠なのだ。

自殺は人生の途中放棄であって、それは「運命のシナリオには記されていない出来事」なのだ。
しかし、起きるべきでない出来事でも、実際に起こっている。
これは、人間が運命によってガチガチに縛られた存在ではなく、ある程度の「自由意思」が認められていることを示すものだが、生きているはずの人間が、「起こるはずのない事件」で死んでしまった場合、周囲の人々の「運命」にどれほど大きな影響を与えるのだろう?
家族はもちろん、その人と関わりのあった全ての人に少なからず影響が及ぶ。
この「歪んでしまった大勢の運命」は、後世にどれだけの影響を与えるのか、想像もつかない。

もし自殺前に相談されていれば、私の占星術で救えただろうか?
生きる気力を失った中年男性に、希望を与えることはできたのだろうか?
・・・無理だったかもしれない。
彼に何があったのか知らないが、現実社会から与えられた圧倒的な「絶望感」を、占星術という曖昧な「希望」で覆せたとは思えない。

「占星術を仕事にする」というのは、こういうことなのだ。
占星術は「ハッピー占い」だの「開運法」のように女性雑誌で特集している「遊び」とは違う。
「死にそうな人間を救えるかどうか」が重要なのだと、改めて実感させられる元日の出来事でした。

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コメント(2件)

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明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
新年から重いテーマですね。

自殺がホロスコープに示されないのはなんとなくわかる気がします。
ありあ
2016/01/05 21:41
こんばんは、ありあさん。
私も元日の午前1時に「自殺」関連の相談を持ちかけられて、かなり動揺しています(苦笑)。
世のため人のために、何十年も身を粉にして働いた人の最後がこれでは、やりきれないなぁ、と思うんですよ。
しかも、ずっと前から態度がおかしいことは家族が気がついていたにもかかわらず、自殺を防げなかったということで、精神疾患に対する世間の知識のなさにも驚かされます。
スイレン
2016/01/05 22:05

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