バカと倫理とオシャカ様

自分がバカだと自覚するところから倫理は始まる。
西洋哲学の起源は「なぜ、私はこんなにバカなんだろう?」と思うところから始まった。ユダヤ、イスラム、キリスト教の、いわゆる「啓典3教」は、そのバカの原因を「アダムとイブが知恵の実を食べたから」という結論に達した。
つまり原罪ね。
「神様に逆らって、知恵の実を食べたりするからバチが当たってバカにされちゃったんだー」
という考えである。自分のバカの原因を神になすり付けたんですな。
でも、これは倫理の基本となり「神様に逆らうような行為・・・盗みや殺人はしてはいけないんだよー」との社会的ルールに発展した。
ところが、これには副作用があって、倫理観は同時に「神に逆らう者には天罰が下る」という強固な反動を生み出していく。で、結局ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、歴史を血で染め上げることになった。

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これに対してお釈迦様はどう考えておられたのか?
「人間がバカなのは生まれてきたからだ。なぜ、生まれてきたのか?バカだからだ」
つまり、俺たちはバカなんですよ、神がいようといまいと関係なくバカなんですよ。バカはバカなりに早くバカさ加減に気づいて自浄努力しないといつまでもバカなままですよ~、という究極の真理に達したんです(笑)。
仏教は神の存在を否定はしない。でも、人間が勝手にイメージする神なんてのはただの「気休めの道具に過ぎない」と考えるんです。
自分はバカだけど、少しはマシなバカになるために望んでこの世界に生まれて来たんです。
ですから「自分はバカだ」と自覚するところから人生の第一歩が始まります。
自分をリコウだと思っている人間は「最も救いがたい」と言えるでしょうね。
例えばホリエモン。
「東大出て、一番稼いでる人間って知ってますかぁ~。僕以外には思いつかないなぁ~」
村上世彰
「むちゃくちゃ儲けましたよ。2000億ぐらい儲けましたよ。僕が嫌われるのは儲けたからですよ」
亀田興毅
「どんなもんじゃ~」
デスノートの夜神ライト
「ふふふ、すべて僕の計画通りだ」
ううう・・・救い難い。本来「バカだからこそ生まれた」のに、自分がリコウだと思いこんでる人間はなんか見ていて痛々しい。
本当にリコウな人間なら、とっくの昔に輪廻のサイクルから抜け出して生まれてこないっつーんじゃー!

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