パーフェクトベイビー

妻が妊娠28週目を迎え、エコー検査でようやく性別が判明しました。男の子です。
性別に関しては、妻のホロスコープ上に「男の子」の表示がありましたので、妊娠当初から「たぶん男の子だろうな」とは思っていましたが、念のため名前は「両方のパターン」を用意しておりました。

占星術の仕事においても「赤ちゃんの性別予想」は頻繁にやっているのですが、今のところ正解率は「80~85パーセント」というところです。
「どうやって性別を見分けているのか?」は企業秘密なのでここでは教えられませんが(笑)、全体の15~20パーセントの予想が外れる理由は分かっています。

「流産」あるいは「中絶」ですね。

流産した子供も「ホロスコープ上の数に入れるのか」は占星術師の間で大きな議論が交わされて来た問題なのですが、私の現場経験から言うと「入れたほうが正しい」と言うことになります。

例えば、ホロスコープ上に「第一子は男の子」「第二子は女の子」と表示されている女性が最初の妊娠で流産した場合、次に妊娠する子供は「女の子」となるわけです。つまり、実際に生まれてきた第一子は、二番目に表示されていた「女の子」なのですね。
流産と言うのは、一般に思われているよりも確率が高く、全妊娠のおよそ15パーセントを占めると言われていますので、この問題は無視できません。
中には、妊娠に気づくよりも前に自然に流産するケースもあるので、これが「ホロスコープとの表示のズレ」につながっていると考えられるのですね。

逆に「絶対に予想が外れないケース」と言うのも存在します。

それは「何人子供を生んでもすべて男の子(または女の子)」と表示されているホロスコープの場合ですね。私のイトコがこれでした。

彼女は最初に男の子を出産した後、2年後に二番目の子供を流産しましたが、さらにその4年後に生まれた子供(世間的には第二子)はやっぱり男の子でした。
そうなると、流産してしまった子供も「男の子だった可能性が高い」ということになるわけです。

これだと途中で順番がズレても「絶対に外れようがない」のですね(笑)。

占いの現場において、「あなたは流産したことがありますか?」とか「若い頃に中絶しました?」なんて聞けませんので、どうしても占星術における「性別当てクイズ」は完璧な結果にはなり得ないのです。

なお、基本的に「男女の産み分け」というのはできません。
占星術的に言えば、それは「受精する前から運命によって定められている」からですね。

ところが、この「産み分け」を専門にしている祈祷師や占い師がいたり、産婦人科クリニックによっては「医学的な産み分け方法の指導」を行っているところまであります。
頑張るのは自由ですが、正直、「運命に対する反逆行為」と言っていいほど愚かな行動にも思えます(笑)。

そもそも「生まれてくる命を自分の意思で選べる」と考えるのが傲慢なのです。
こういう親御さんは、もし出生前の検査で「子供が障害を持って生まれる可能性がある」と医者に診断されれば中絶を選ぶのではないでしょうか?

こういう精神状態のことを「パーフェクトベイビー願望」と呼ぶそうですが、不妊治療や「産み分け治療」などを経験した親御さんほどこの傾向が「強い」と言われています。
要するに、「妊娠までにこんなに苦労したんだから、自分には完璧な子供を授かる権利がある」という自己中心的な考え方をしやすくなってしまうんですね。

パーフェクトベイビー願望という言葉は、漫画「ブラックジャックによろしく」でテーマとして取り上げられたことがあるので、ご存知の方もいるでしょう。

この作品の中では、夫婦の長年の不妊治療の結果生まれた双子の男の子が「ダウン症」のため腸閉塞を起こしていたのですが、「親(特に父親)が子供の手術同意書にサインしない」という問題が起こり、産婦人科医たちが何とか父親を説得しようとして奮闘する姿が描かれています。結局、説得途中に双子の片方の男の子が亡くなってしまい、精神的に追い詰められた母親は夫に離婚届を突きつけてもう一人の子供を助けるために「手術同意書」にサインします。

ちなみにこの作品は、作者の意向でネットで無料で読めますので、ご興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。

子供は「親の所有物」ではなく「天からの授かりもの」です。
「こうでなければいけない」というのは親のエゴですし、それは本人が抱えているコンプックスの裏返しでもあるんですね。

私は妻に「出生前検査はどうするの?」と聞かれた時、「もし子供に障害があっても絶対に中絶は選ばないので必要ない」と答えました。妻は不安そうでしたが、どうせ私達に「命の選別」なんてことができるはずがないのですから、やるだけ無駄なんですね。

もちろん、それで中絶を選ぶご夫婦にも様々な葛藤があるでしょうから一概に批判はできませんが、命の選別が運命学的に「カルマになり得る」ということは、心の片隅に置いていて欲しいと思うのです。

blackjack4649.jpg



ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 23

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた
面白い 面白い
ナイス

この記事へのコメント

アイ
2020年08月23日 20:39
 生まれて来られるお子様のホロスコープは、だいたい、こんな感じだと、もう既に予測されていらっしゃるのでしょうか?大まかなところでは?
 
 お子様にとって、父親の存在は、理想であるとともに、乗り越えられるか否かの、高い壁なのでしょうかね?
スイレン
2020年08月24日 07:21
こんにちは、アイさん。

自然分娩の場合、子供はほとんど予定日どおりには生まれませんし、ホロスコープで一番重要なのは「出生時刻」ですから、事前に子供のホロスコープ予測と言うのはできないのです。

特にその人の「職業適性」「健康状態」は時刻に大きな影響を受けますので、こういうのも「生まれてみないと分からない」ものなんですね。

また、父親が「乗り越えるべき壁」になるかどうかも、その子によって違います。
その人にとっての「乗り越えるべき壁」は土星によって暗示されますが、それがどの部屋に入るか次第でそれも変わってくるわけですね。