霊性と情熱のあいだぐらい

アクセスカウンタ

zoom RSS 自由か、安定か

<<   作成日時 : 2018/08/08 21:36   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 13 / トラックバック 0 / コメント 0

私はこの3年半の間、どこからも一切の給料をもらっていない「完全自営業者」・・・つまりフリーランスです。
他人の命令を聞く必要がないので自由ですし、「自分の実力のみで収入を得ている」という自負がありますから、人生に充実感もありますね。
でもこれは、必ずしも「誰にでもお勧めできる生き方」ではないんです。本当に大変ですよ〜(笑)。
一番の問題は「収入が安定しないこと」でしょう。

今回は、「フリーで生きること」と「組織に所属して生活すること」のメリット・デメリットについて考えてみたいと思います。精神論ではなく「現実的な考察」ですよ。

日本の労働者の8割は「給与所得者」ですが、本当はその中には少なからず「人に使われることが苦手な人」が含まれているはずです。
しかし、サラリーマンには様々なメリットがありますから、必ずしも「選択ミス」とは言えない部分があるんです。

メリットの最大のものは、「毎月決まった日に決まった額の給料が支給されること」でしょう。全く戦力になっていない新入社員でも、入社した月から給料をもらえますし、正規雇用者であれば、年に1〜2回のボーナスも支給されます。
安定収入があると言うことは、「住宅ローンが組める」「子供の教育費が払える」ということでもありますから、「結婚しやすい」とも考えられます。
福利厚生も重要ですね。厚生年金に社会保険、場合によっては「社宅を安く借りられる」という会社もあります。サラリーマンは普段意識していないでしょうが、この「年金・保険関係の出費」は、フリーになった時、吐き気がするほど莫大な金額が請求されますから、本当に重要なポイントなんですね。
また、失敗しても、多くの場合「上司や会社が責任を負ってくれる」ことも大きな安心感を与えてくれます。取引に失敗したからと言って、「損失は個人で補填しろ!」なんて言われることはありませんよね?

これがフリーランスの場合であれば、「実力が身につくまでは収入が得られない」ということになりますから、独立して最初の1〜2年は赤字を覚悟しなくてはいけません。

私は、農業経営者と占星術師の「二枚看板」ですが、当然、占星術の収入は不安定ですし、農業も「天候不順の年は収入が激減する」という過酷な世界です。また、農業機械はとにかく高価で「頻繁に壊れるもの」ですから、メンテナンス費用がバカになりません。
例えば、トラクターのエンジンが故障すれば、修理代が一度に50万円以上かかる事も珍しくありません。
もちろん、この修理代を少しでも減らすために、作業機械について必死に勉強し、可能な限り自分で点検整備しますが、さすがにエンジン内部は素人では直せません。

実は、2年前の稲刈り期間中に「穀物乾燥機」が故障したため、急いで新品を購入しようとしましたが、メーカーさんから「今すぐキャッシュで200万円を払えなければ、お売りできません」と言われました(笑)。
個人経営で、いきなり200万円の現金払いを要求されるのですから本当に大変です。泣く泣く預金通帳のほぼ全額をおろして、すぐに設置してもらいました。農業は「タイミングが命」ですから、迷っている暇はないのですね。
ここまでのリスクを背負いながら個人経営者として活動しても、経費を差し引いた純益は年間「300万円以下」です。天候不良や機械の故障が相次いだ年は「マイナス」になることもあります。
信じられますか?1年休まず働いて、タダ働きどころか「マイナス」なんですよ?新規の就農者に「自殺」が多いことがこれで納得できると思います。

これに対して、所得税、健康保険税、市民税、国民年金などが差し引かれますから、本当に手元に残るのは、豊作だった年でも150万円程度だったりするんですね。
正直、金銭的な面を考えれば「絶対サラリーマンの方が楽だ」と思えますね(笑)。

ただし、サラリーマンにもデメリットはあります。
一番問題になるのは、「自分の仕事が自分で決められない」ということでしょう。
広報の仕事がしたくても、営業部に配属されればそれに従わなくてはなりません。サラリーマンにとって「辞令」は、運命そのものになってしまうのです。
また、勤務地や勤務時間も自分では決められません。低血圧で朝が弱い人でも「定時出社」を強制されますし、遅刻すれば査定に響きます。

この点に関しては私のようなフリーはいいですね。体調が悪い日は自分の意思で休みますし、逆に調子のいい日は「寝る直前まで」仕事をします。休めば収入が減りますが、それについて文句を言ってくる人は誰もいません。たまに
妻が「貧乏って嫌ね〜」と嫌味を言うぐらいです(笑)。

サラリーマンの場合、「気の合わない上司」のいる部署に配属されたら、それこそ最悪でしょう。私も経験がありますからよく分かりますよ(笑)。

私はこの3年半の間、「嫌いな奴には一切頭を下げていない」のが自慢です。もちろん、尊敬できる人にはきちんと礼を尽くしていますので、「唯我独尊」的な態度をしているわけではありません(笑)。
ただ、明らかに理不尽な要求をしてきたり、権力をカサに着て横暴な態度を取る相手に対しては、「絶対に屈服しないし、命令も聞かない」と決めているだけなんですね。
私はフリーですから、これでクビになることもありませんし、減給も降格も怖くありません。

現在の私は「貧乏を覚悟して、自由に好き勝手に生きている」というだけのことなので、これが「偉い」という話にはなりません。
それに、これは誰にでも勧められる生き方ではありませんし、複数の扶養家族を抱えていたり、住宅ローンの支払いに苦しんでいる人には無理だろうと思います。

「安定」と「自由」は両立できない関係であり、そのどちらに「魅力」を感じるかで個人の生き方は分かれていきます。

星座で言えば「牡牛座」は安定を好む気質がありますし、「山羊座」は確実な出世を望む気質がありますから、「組織向き」と言えるでしょう。
一方で、「双子座」は飽きっぽく、変化を大切にしますし、「射手座」は未知の世界に大きな魅力を感じる星座ですから、「フリーランス向き」になります。

ちなみに、これは普通の星占いのような「太陽星座」の話ではなく、「職業表示天体」がどの星座に入るか・・・ということですね。どの星が職業表示天体になるのかは、本人の「ホロスコープ全体」を見ないと分かりませんので、「私は射手座だからフリー向きだ」というような早合点はしないでくださいね(笑)。

ただ、自分が「何に一番の価値を感じる人間なのか」ということは一度真剣に考えたほうがいいでしょう。
「お金だ」というなら、それもひとつの選択ですし、「自由だ」というなら組織を離れたほうがいいでしょう。
幸せの基準は人それぞれですから「万人に共通する絶対的な価値」というのは世の中に存在しません。だから「お金持ちが偉い」というのも、一面的な判断でしかありません。
ZOZO何とかの社長のことを私が羨ましく思ったことは一度もないのですが、彼のような人には「世の中の奴らがオレのことを嫉妬している」という風に見えているのかもしれません。そういう狭い了見だから、言動がイチイチ「幼い」のですね。
「幸せの基準はそれぞれである」ということをまず自覚し、「自分の幸せとは何か」を探し出さなくてはいけないのだと思いますよ。

画像




フリーランス&“複"業で働く! 完全ガイド (日経ムック)
日本経済新聞出版社
2018-07-12

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 13
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
自由か、安定か 霊性と情熱のあいだぐらい/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる