霊性と情熱のあいだぐらい

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zoom RSS 過冷却理論

<<   作成日時 : 2018/08/29 21:47   >>

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もしホロスコープに「9月1日に飛行機事故に遭って命を落とす」と出ていたとしたらどうすればいいのでしょう?
実際に、これは解読できますよ。例えば、8室に火星を持っている人は「事故に遭いやすい」ですし、この火星に対して「突発性」を意味するトランジット天王星がスクエアかオポジションを組む時期は「事故の発生確率が高い」ことになります。さらに同じ時期にハーフサム上で「死の暗示」が出ていたりしたら、さらに危険は増しますね。
これに加えて、治療軸(火星と天王星の中間地点)にトランジットの海王星が接触したら「航空機の事故」を暗示するとも言われています。
これらの「不吉な暗示」が、もしすべて「同じ日」を指しているとしたら、完全に「数え役満」です。これらを根拠に「クライアントは9月1日に飛行機事故に遭う可能性が高い」と推測するのは、占星術師としては当然でしょう。もちろん、今までそんな不運な人は見たことはないですが、計算上は「あり得る」のですね。

さて、ここでもし占星術師のアドバイスに従って「飛行機に乗るのをやめる」ことを決断した場合、そのクライアントは助かるでしょうか?
ファイナルデスティネーションという映画だと、何をやっても必ず死んでしまうのですが(笑)、常識的に考えれば、「その日に飛行機に乗らなければ、飛行機事故に遭うはずがない」ですよね?しかし、もしそれで助かったとしたら「占星術が外れた」ことになりませんかね?
ホロスコープに「9月1日に死ぬ」と出ていたのに、もしその人が死ななかったら「占星術の敗北」ではないのか?という議論は、実は昔からありました。
特に「運命は生まれた時からすべて決まっている」と主張する伝統派のメンバーの中には、「飛行機に乗るのを回避することは絶対にできない」と言う人までいたのです。

その議論に終止符を打ったのが「過冷却理論」です。
以前にも、同じ話題を書いたような気がしますが、かなり昔なので、改めて書いてみましょう。

通常、水は「摂氏0度」で凍り始めます。これは小学生でも知っている話ですね。
ところが、一切の不純物が入っていない「蒸留水」の場合、0度を下回っても凍らない場合があります。ただし、外からの刺激を一切加えず、徐々に温度を下げていった場合に限られますよ。
この「0度以下でも凍らない水」のことを「過冷却水」と言いますが、上手にやれば「マイナス15度」でも凍らない水が作れるそうです。

ちなみに、この過冷却水に外からちょっと振動を加えてやると、一瞬で全体が凍り、体積が増えて容器を破壊してしまいます。実験キットも売ってますので、小学生の時の「自由研究」で誰かやったかもしれませんね(笑)。徐々に温度を上げてやると、容器を壊すことなく、もとの水に戻ります。

これを先ほどの「航空機事故」に当てはめると、占星術に「死」の暗示があったとしても、慎重に行動して「運命に刺激を与えない」ことによって「死」という運命を現実化させないことができるかもしれません。

つまり周囲の環境が「0度以下」の状態・・・つまり「不運」がやって来たとしても、人間側の対応次第で、その不運を「現実化」させないままで終わらせることが可能だと言うことなんです。

仮に「飛行機事故」の暗示がホロスコープに出ていたとしても、刺激を与えないこと・・・つまり「飛行機に乗らない」という選択をすることによって容器の破損を防げる、要するに運命が固体化するのを回避できるわけです。

これは逆のパターンもありますね。
例えば、金星に対して、トランジット木星が0度か120度を形成する時期は、「素敵な異性と出会いやすい」のですが、本人が何も行動せず、家に閉じこもってお笑い番組でも見ていれば「出会い」は起きません。

つまり、ホロスコープにしっかりと表示されていることでも、本人の行動次第で「現実化しない」ことがあり得るのですね。運命は絶対的なものではなく、我々の行動次第で「避ける」こともできますし、「予定よりも早く現実化させる」こともできるのです。
これを占星学上の「過冷却理論」と言います。

占星術も「科学」に分類される世界ですから、こういった物理の法則が応用できるのですね。

いつも言いますが、占星術は「スピリチュアルな世界」ではないんですよ(笑)。星には「物理的な力がある」と思っていますし、それが物理的な力であるならば、科学的に「回避する方法もあるはずだ」というのが占星術の見解です。
完全に「科学的思考」を持った人たちによって占星術は創られているんですね。

占星術師に向いているのは、乙女座、水瓶座などの「論理的な思考」を持った人であり、タロットに向いているのは魚座や蠍座のような「インスピレーション能力」に優れた人達です。
この二つの才能には明確な違いがあるので、「タロットも占星術も両方やっています」という人は、私はちょっと個人的には信用できないんですね(笑)。
本気でプロを目指すなら、どちらか一方を選ぶのが「王道」ですよ。

極めれば、一つの占術だけでも「あらゆる質問に答えることができる」はずですので、浮気せずに、「ひとつの分野」を深く深く学んでくださいね。

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