NHKの責任
昨日のブログに書いたDIOジャパンだが、連日不透明な資金の流れや、子会社の閉鎖、給料の不払いなどが新聞で報じられている。今のところ、子会社が存在する都道府県のローカルニュースに留まっているが、今日になって厚生労働大臣が「DIO問題に適切に対応する。調査を指示している」と発言。そろそろ、全国規模の大ニュースになる可能性が出てきた。
福島県いわき市のDIOコールセンターでは、補助金が打ち切られた途端、200人の従業員を一気に45人まで削減したという。この補助金は雇用対策として、地元民の長期雇用を条件に、事業が軌道に乗るまでの「補助」であったはず。
しかし、人件費や設備費のすべてを補助金でまかない、それがなくなると大量解雇では、まさに「補助金詐欺」と言えるのではないか。
それだけではなく、事業所が黒字だった場合、その黒字額相当の補助金は国や自治体に返還する義務がある。補助金は赤字分を補填するためのものだからだ。いわき事業所は、大手保険会社と契約し、そのコールセンターとして機能していたから黒字であったのだが、DIO本社がその黒字を吸い上げ、「いわき事業所は赤字だった」と報告し、補助金の全額を受け取っていた疑いがあるという。
私が在籍していた2年前ですら、従業員の間で、会社の補助金不正使用はたびたび噂になっていた。それなのに、なぜこれほどまでに全国に子会社を広げることができたのだろうか?
その答えがマスコミだ。
特にNHKの取材は大きかった。NHKは「被災地を救うためにやってきたヤリ手女社長」として特集を組み放送。会社に不信感を持っていたオバチャンたちも「あ、ここは本当は素晴らしい会社なんだわ」と態度が変わった。ネット世代の我々若手はNHKなど一切信じていないのだが、年配者にとってNHKの影響は大きい。
さらに、被災地に次々と子会社を増やすに当たり、このNHKの取材テープは地方議員や役所の職員を説得するのに大いに役立った。「テレビで取り上げられた会社なら安心だ」
田舎者の議員なんてこんなもんだ。
私がその後転職した極左系のNPO法人でも、かつてNHKに取材を受けたときのビデオを新人の洗脳用に使っていた。
テレビは実にイイカゲンな媒体であり、裏付け取材も何もしていない。みんなも佐村河内事件で身に染みたことだろう。
DIOジャパンの取材についても、実はDIOの協力会社にNHKのプロデューサーにコネがある人物がいて、その人経由で、会社側から取材をしてくれるように頼んだものだと聞いている。
NHKがこの大規模詐欺の片棒を担いだわけだ。
いわき事業所だけでも、使われた公的資金は7億5千万円。グループ全体では、いったいどれほどの国民の血税が使われたことだろうか。この3年の間に雇用され退職したり、解雇された人間は数千人。
これが、本社のごくごく一部の人間の利益のためだけに行われた可能性があるのだ。
私はのり子社長と2度ほど話をしたことがあるが、一瞬で「コイツは嘘つきだ」と感じた。嘘を見分ける才能は私の天性といってもいい。
のり子「皆さん、たくさん本を読んでください。知識こそが武器になります」
ワシ「社長はこれまでにどんな本を読んできましたか?」
のり子「・・・・・」一分間無言。その後、なぜか秘書と相談になり、ようやく
「ザッポスの奇跡」とだけ言った。
ワシ「ありがとうございました。(こいつは本なんて全く読んでないんだろうな。その証拠に卓球の話ししかしない)」
別の日
のり子「この商品を売りなさい。ぜんぜん売上があがってないわよ」
ワシ「金額設定が高すぎます。これでは市場価格の3倍です」
のり子「(怒)。とにかく売りなさい。それで被災者は助かるんでしょ?会社も儲かるんでしょ?ウィンウィンでしょ?」
ワシ「ふざけんな。それでは詐欺ですよ」
ここで、子会社の雇われ社長が止めに入る。
コイツはアホだーーーーー。
消費者に、ぼったくり価格の商品を買わせて、何が「ウィンウィン」だよ!被災者だからって、悪魔に魂売った覚えはねーよ!
のり子さんよ。この3年。子会社設立パーティーを各地で何十回も繰り返し、さぞや楽しかったことだろう。
こっからは裁きの時だ。生年月日非公開の、のり子社長の今後をホロスコープで予測することはできないが、リアルタイムでじっくりと観察させていただきます。
福島県いわき市のDIOコールセンターでは、補助金が打ち切られた途端、200人の従業員を一気に45人まで削減したという。この補助金は雇用対策として、地元民の長期雇用を条件に、事業が軌道に乗るまでの「補助」であったはず。
しかし、人件費や設備費のすべてを補助金でまかない、それがなくなると大量解雇では、まさに「補助金詐欺」と言えるのではないか。
それだけではなく、事業所が黒字だった場合、その黒字額相当の補助金は国や自治体に返還する義務がある。補助金は赤字分を補填するためのものだからだ。いわき事業所は、大手保険会社と契約し、そのコールセンターとして機能していたから黒字であったのだが、DIO本社がその黒字を吸い上げ、「いわき事業所は赤字だった」と報告し、補助金の全額を受け取っていた疑いがあるという。
私が在籍していた2年前ですら、従業員の間で、会社の補助金不正使用はたびたび噂になっていた。それなのに、なぜこれほどまでに全国に子会社を広げることができたのだろうか?
その答えがマスコミだ。
特にNHKの取材は大きかった。NHKは「被災地を救うためにやってきたヤリ手女社長」として特集を組み放送。会社に不信感を持っていたオバチャンたちも「あ、ここは本当は素晴らしい会社なんだわ」と態度が変わった。ネット世代の我々若手はNHKなど一切信じていないのだが、年配者にとってNHKの影響は大きい。
さらに、被災地に次々と子会社を増やすに当たり、このNHKの取材テープは地方議員や役所の職員を説得するのに大いに役立った。「テレビで取り上げられた会社なら安心だ」
田舎者の議員なんてこんなもんだ。
私がその後転職した極左系のNPO法人でも、かつてNHKに取材を受けたときのビデオを新人の洗脳用に使っていた。
テレビは実にイイカゲンな媒体であり、裏付け取材も何もしていない。みんなも佐村河内事件で身に染みたことだろう。
DIOジャパンの取材についても、実はDIOの協力会社にNHKのプロデューサーにコネがある人物がいて、その人経由で、会社側から取材をしてくれるように頼んだものだと聞いている。
NHKがこの大規模詐欺の片棒を担いだわけだ。
いわき事業所だけでも、使われた公的資金は7億5千万円。グループ全体では、いったいどれほどの国民の血税が使われたことだろうか。この3年の間に雇用され退職したり、解雇された人間は数千人。
これが、本社のごくごく一部の人間の利益のためだけに行われた可能性があるのだ。
私はのり子社長と2度ほど話をしたことがあるが、一瞬で「コイツは嘘つきだ」と感じた。嘘を見分ける才能は私の天性といってもいい。
のり子「皆さん、たくさん本を読んでください。知識こそが武器になります」
ワシ「社長はこれまでにどんな本を読んできましたか?」
のり子「・・・・・」一分間無言。その後、なぜか秘書と相談になり、ようやく
「ザッポスの奇跡」とだけ言った。
ワシ「ありがとうございました。(こいつは本なんて全く読んでないんだろうな。その証拠に卓球の話ししかしない)」
別の日
のり子「この商品を売りなさい。ぜんぜん売上があがってないわよ」
ワシ「金額設定が高すぎます。これでは市場価格の3倍です」
のり子「(怒)。とにかく売りなさい。それで被災者は助かるんでしょ?会社も儲かるんでしょ?ウィンウィンでしょ?」
ワシ「ふざけんな。それでは詐欺ですよ」
ここで、子会社の雇われ社長が止めに入る。
コイツはアホだーーーーー。
消費者に、ぼったくり価格の商品を買わせて、何が「ウィンウィン」だよ!被災者だからって、悪魔に魂売った覚えはねーよ!
のり子さんよ。この3年。子会社設立パーティーを各地で何十回も繰り返し、さぞや楽しかったことだろう。
こっからは裁きの時だ。生年月日非公開の、のり子社長の今後をホロスコープで予測することはできないが、リアルタイムでじっくりと観察させていただきます。
この記事へのコメント
それから、のり子さんの生年月日をリサーチしたけど、ほんとにどこにも出ていないのですね~(スイレン様に、ホロスコープで占ってみてほしかった!残念です!!)
私も、今後のこのニュースに注目していきます。
思いつきですがふとそう思いました。
更新楽しみにしています。
震災後、復興補助金目当てのインチキ企業を転々としてきましたので、「働くとはどういうことか」を真剣に問い続けていました。占星術を仕事にしたい・・と言う思いはあります。できれば石川源晃のような研究者でありたいと思っているのですが、それだけでは生活できないでしょうから、指導者として、人材を育てるようなことができないかと考えています。