メディアの倫理

去年から今年にかけて企業やメディアのインチキが次々と明らかになってます。そういう時期なんでしょうか?
耐震偽装問題(昨日はアパホテルも会見やってたし)、不二家の消費期限切れ、三菱のハブ不良、パロマの湯沸かし器、政務調査費の流用、『あるある大辞典』の捏造問題・・・・挙げればキリがないですね。
毎日誰かがテレビで頭を下げているような状態です。
で、その勢いは精神世界にも及んでいます。
週刊文春が昨日発売の紙面でやってくれました。

週刊文春

テレビの中の「わるいやつら」

江原啓之 スピリチュアリズムの虚構 「7つの疑問」

(1)「ホスピス建設のために貯金」のはずが豪邸暮らし
(2)太っているのは「霊能体質だから」という屁理屈
(3)すべてが視えるなら、なぜ捜査協力しないのか
(4)一般人は門前払いで有名人ばかり霊視する理由
(5)前世や守護霊はどうして中世の賢者や貴族ばかりなのか
(6)神道とキリスト教を都合よく利用する「神のごった煮」
(7)心霊を信じない人は「魂のレベルが低い」と断言できるのか


E原氏を告発する内容で、4ページにもわたる力の入った記事。
もちろん、週刊文春の主張が必ずしも正しいとは限らないので、その辺は差し引いて読むべきですけどね。

私は、霊も前世も信じていますし、世の中には特殊な能力を持つ人もいると思います。ただし、E原氏に関しては全く信じておりません。このブログの中でも「本の内容が飯田文彦氏の文章と酷似している点」「死刑制度に関する彼の意見は荒唐無稽」、「信奉者が30代の独身女性に偏っている点」などについて指摘してきました。

文春の記事の中で気になった部分。

>(4)一般人は門前払いで有名人ばかり霊視する理由

これは事前調査が可能な人しか視ないということでしょう。これはホットリーディングと呼ばれる手法で、あたかもそれが霊視によって得た情報であるかのように装うことをいいます。
昔、宜保愛子という霊能者がいましたが、彼女はE原と違い、旅行先で初対面の人を次々と霊視していきました。アフリカの原住民を相手に霊視したこともあり、彼の驚く顔はとてもヤラセとは思えないものでした。それに引き換え、E原は芸能人や、新聞に載るような大きな事故被害者の遺族などが相手です。会う前から情報はたっぷりあるわけですね。

>(5)前世や守護霊はどうして中世の賢者や貴族ばかりなのか

これに関してE原の信奉者は「生まれ変わりにかかる時間はおよそ500年。だから一つの時代に集中してしまう」と語っています。しかし、それにはどんな根拠があるのでしょうか?エドガー・ケイシーは生まれ変わりにかかる時間は人によって違うが「平均で80年」と言っています。もちろん、これも根拠はないですけど。
それから世界のほとんどの人の前世は確率的に農民であるはず。
ところが、霊視してもらった人の多くは貴族や賢者・・・それは「農民」って言ってしまったら番組的にツマンナイからでしょう。

視聴率、お金、名声・・・そんなものが絡み合ってテレビの世界は成り立っています。
「正しい情報」もありますが「怪しい情報」もたくさん含まれていることを自覚しながらテレビを観ましょうね。

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