不安だからスピリチュアル?

ある週刊誌で読んだんですが、江原氏の人気を支えているのは三十代の独身女性が中心なんだそうな。
江原氏が著書で「富士山はとてもよいスピリチュアル・スポット」と書けば女性たちの間で登山がブームになるという。実際、三十代の女性達の間では「登山」「スピリチュアル」「オーラ」が密かなブーム。
なぜなんだろう・・・?
一昔前は、女性はほとんど二十代で結婚していたように思います。でも、今では三十代、四十代で結婚する例も珍しくないし、決して少数派ではありません。
ちょっと前までは女性の結婚はクリスマスケーキにたとえられ、「25歳までに」なんてのが一般的でした。それがいつの間にか「30歳までに」となったと思ったら、あっという間に「出産可能な40歳までに・・・・」となっています。
まぁ、女性も経済力をつけてますから「結婚しなくても生きていける」ってのが大きいと思います。それはそれでイイコトですけど、「子供は生みたい」ってのも本音でしょうね。
日本でシングルマザーは大変。結婚して子供を生む・・・ってのが今でも現実的な路線でしょう。

また、未婚であることは悪いことではないにもかかわらず世間の風当たりは強いものがあります。
「いい人いないの?」
「どうして結婚しないの?」
心配して言ってくれるんでしょうが、言われたほうは結構傷つく(笑)。私も三十代独身男性なのでちょっとは分かります。

テレビでは高木美保や島崎和歌子が「結婚はまだか?」なんてからかわれていますが、独身であることがネタになるのも、こういう世間の風潮があるからでしょう。大阪の女漫才コンビも「賞味期限を過ぎておりますが、まだ腐ってはおりません」という「嫁にもらってギャグ」をやってましたし・・・。今でもやってんのかな?

で、独身であることには漠然とした不安がついてまわります。
お金はあるけど、これから一人でどうやって生きていこう・・・・。でも「結婚したい」と叫ぶほど追い詰められてもいない・・・・友達はどんどん結婚し、子供の話もよく聴かされる。
不安・・・・非現実的・・・・スピリチュアル・・・・現実逃避。
何か達成したい。自信をつけたい・・・・そうだ登山をしよう、江原さんもスピリチュアル・スポットだって言ってたし・・・・。
「江原さんが言ってたから」という非常に根拠としては弱い理由で過酷な登山に挑戦する女性達。
登山家のサイトで見ましたが、山登りは「パワーをもらう」どころか「とにかく疲れる」そうです(笑)。「山のパワーをもらう」なんてのは古代の自然崇拝並みに自分勝手な話です。

画像

自分の不安の原因を見つめようとせずに「スピリチュアル」という非現実に逃げ込む人々。
不安を消すためには、本当は現実と正面からぶつからなければいけないはずなのに・・・・。
仕事が嫌い・・・・でも転職はしない・・・・江原の本を読む・・・・癒された、明日も頑張ろう・・・・やっぱり仕事が嫌い・・・・・でも転職は怖いからしない・・・・本を読む・・・・。
グルグルのネガティブループ。
本当にスピリチュアルはあなたを救っていますか?
山に登るよりも、新しい仕事を探したり、好きな人に告白したほうがよっぽどいいのではないでしょうか。
スピリチュアルとは「霊性」のこと。霊性とは逃げていては磨かれません。

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この記事へのコメント

初心者より
2006年11月25日 14:45
「霊性」って何?
スイレン
2006年11月25日 17:02
こんにちは、初心者さん。
シンプル・・・・なコメントですね(笑)。
霊性とは英語でスピリチュアリティで、スピリチュアリズム(心霊主義)とは大きく違います。心霊主義は霊魂や幽霊を扱います。しかし、霊性とは、至高の存在(真我・宇宙意識と言われるもの)とかかわっていくことです。
この二つは言葉こそ似ていますが全くの別物。
霊性の向上を目指す人々は、幽霊とか交霊術の類は一切使いません。
江原氏の言うスピリチュアルとは「スピリチュアリズム」のほうで、ダライ・ラマ法王などの仏教僧が目指すのは「スピリチュアリティ」です。
生きていく中で本当に大切なのはどちらでしょうかね?

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