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zoom RSS 謎の小天体

<<   作成日時 : 2017/12/08 10:39   >>

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父親が退院したので、ようやく個人鑑定を全面的に再開しました。通常営業に戻っていますので、ご相談のある方は遠慮なくご依頼ください(笑)。
さて、この2年半の間に私が鑑定した人数は、ココナラ、ワオミー、対面鑑定などを合わせると、のべ千人に達しました。本当に皆さんのおかげです(笑)。プロとして活動する前の22年間は、本で学んだり、歴史上の偉人や芸能人などのホロスコープ分析ばかりしていましたから、この2年半の実践データは、それまでの22年間の勉強よりも遥かに貴重な知識となりました。結局は「習うより慣れろ」ということなんですね(笑)。
経験を重なるうちに「どれが有効で、どれが効果のはっきりしない天体か」も少しずつ分かってくるようになりました。

ひとつ例を挙げると、一番効果が不明なのは「キロン」という小天体です。1977年に発見された小天体で、土星と天王星の間の軌道を周回しています。心理占星学の鑑定士が好んで使う小天体ですが、人間の「トラウマ」を暗示するなどと言われています。しかし、私の経験ではこのキロンの効果ははっきりしません。と言うより、この天体には具体的な事件を起こす力は全くないように思われるのです。
直径わずか650キロしかない小天体まで占星術上での効果を認めてしまうと、木星の巨大な衛星であるガリレオ、イオ、カリスト、エウロパなどはどうするの?という話になってしまいます。
実は天文学の世界ではキロンは小天体ではなく、「彗星の残骸」であることがすでに分かっております。しかも、木星と土星の引力の影響で、軌道は年々ずれていっています。要するに、占星術ソフトでは正確な位置が計算できないんですね。だから、現在の占星術師が使っているキロンの位置は「根本的に間違っている」のです。
間違った位置のキロンを根拠にして、他の天体とアスペクトを描き、「これがあなたのコンプレックスの原因です」などと鑑定しているのですから、かなりいい加減なものですね(笑)。
そのため、すでにキロンは占星術上の役目を終えており、これを知らずに、未だに鑑定でキロンを使っているような占星術師は、明らかに「勉強不足」「ど素人」と判断していいでしょう。

他にも、占星術師によっては、ベスタ、パラス、ジュノー、セレス、ペルセポネ、バーテックス、リリスなど、マニアックな天体や計算上の「擬似天体」を多用する人もいますが、このように複数の天体をホロスコープ上に散らばすことを占星術では「ホロスコープを汚す」と言います。

過去の事件を説明する場合、できるだけたくさんの天体を使ったほうが、どんな状況でも「無理やり」説明することが可能です。星が増えれば、天体同士のアスペクトも飛躍的に増えますから、「この事件の原因は、この二つの星の対立に原因があります」などと説明できるわけですね。実際は、ほとんど「言いがかり」みたいなものですが(笑)。
ところが、この手法では未来予測に支障をきたしてしまうのです。

将来の予測をする場合、使用する天体の数が増えれば、それに従って「正しい答え」の数も増加してしまいます。相互に矛盾する「複数の未来」が存在してしまうと、どの答えを「正しい未来」として選定するのかに迷いが生じてしまいますね。
便利だから使用したはずが、あまりに複雑さのために、「正しい未来が予測できない」という問題が生じるのです。

そのため、ホロスコープが多数の擬似天体や小天体に埋め尽くされることを「ホロスコープを汚す」と言うようになったのです。対面鑑定の占星術師ほど、20以上の「謎の天体」をホロスコープ上にばら撒く例が多いですが、あれは単純に「話のネタを増やすため」であって、本気で正しい未来を予測する気がないからなんです。

ホロスコープを汚さずに、常に「確率の高い未来」を予想するためには、あまり小天体を使わないことが望ましいと言えるでしょう。
太陽から冥王星までの「主要10天体」に加えて、アセンダント、MC、ドラゴンヘッド、ドラゴンテイルの4つの感受点までで判断するのが「占星術の王道」なのです。

ただし、男女の相性を見る場合は、義務感を意味するベスタ、精神的な愛情を示すパラス、女性の権利意識を暗示するジュノーなどはかなり有効に使えます。実際、夫婦間では「パラス」のアスペクトは極めて多く見られますので、「この世にただ一人の運命の人」を見分けるには実に役に立つ天体です。しかし、個人の性格判断や適職診断において、私は小天体はほとんど使いません。

腕のある占星術師ならば、主要10天体と4つの感受点だけで、どんなに複雑な状況でもキレイに説明できます。
小天体を多く使う人は、主要天体だけではうまく相手の人生を解説できなくて「苦し紛れに小天体を持ち出してくる」というのが真実ではないでしょうか?

占い師は、江戸時代の町医者と同じで「私が医者です」と宣言すれば、何の資格もなくてもやれてしまう職業です。
しかし、その経験年数や知識、技術には医者ごとに大きな違いがあり、腕の悪い医者にかかって命を落とす例も多かったのです。例えば、フグの毒にあたった人を砂の中に首まで埋めるとか、コレラにかかった人に水銀を飲ませると言うような根拠のない無茶苦茶な治療も江戸時代には行われており、患者に無用な苦しみを与えるだけの医者も多かったのです。

こうなると患者や依頼者側で「その人が信用に足る人物なのかどうか」を見分ける判断力が必要になってきますね。

別に同業者批判をするつもりはないのですが、ひとつの目安として「キロンを使用している占星術師は知識が不足している」というのは覚えておいてもいいかもしれませんね。

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スイレンさんはあの石川源晃さんの本の影響を受けておららますね。
まさこ
2017/12/09 13:07

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