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<<   作成日時 : 2016/07/20 12:09   >>

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先日のブログで、「ヒトラーは悪魔と契約しているかのように何度も暗殺の危機を乗り越えた」と書いたのだが、歴史を調べていくうちにそのカラクリの一端が見えてきた。
これに深く関わっていたのはカール・エルンスト・クラフト・・・スイスの数学者だが、占星術も研究していた男だ。
彼は、統計学と占星術を使い、数万人分の職業データを分析した。すると、職業とホロスコープの間には明らかに関連があるとの結論に達した彼は、これを「天体生物学」と名付け、スイスの学会の発表しようとした。もちろん、そんなものが学会で受け入れられるはずがない。
彼はスイスを追われ、新天地をドイツに求めた。
時は1939年9月。ドイツ軍がポーランドに侵攻し、第二次大戦が始まったまさにその時だ。
ドイツに入国したクラフトが最初に作ったホロスコープがヒトラーのものだったというのも自然な流れだろう。

そこで彼は重大な事実に気づく。
1939年11月7日〜11月10日の間に、「ヒトラーの命が危険にさらされる」とホロスコープに表示されていたのだ。
そこで11月2日に、彼は国家保安警察の友人を通して、このことを警告する手紙を送った。
偶然か、必然か、その手紙はナチス親衛隊隊長のヒムラーの目に留まることになる。

この手紙に影響されて、実際にヒトラーの警護が強化されたかどうかは記録がないので不明だが、クラフトの予想通り、11月8日にミュンヘンで演説中のヒトラーを狙った爆弾テロが発生する。ヒトラーは無傷だったが、死者7名、負傷者63名を出す大惨事だった。

数日後、クラフトは秘密警察ゲシュタポに逮捕される。爆弾テロの重要参考人としてだ。あまりにも事件の詳細を予言していたために犯人と疑われてしまったのだ。
ところが、取調官に対して卓越した占星術の知識を披露したクラフトは、釈放されただけでなく、ナチス宣伝相のゲッペルスに目をかけられ、宣伝相局員に取り立てられる。

歴史はここから大きく動き出す。
私達が知らない歴史の裏で、占星術師達が暗躍していたのだ。

クラフトはヒトラーのホロスコープを詳細に分析し、ヒトラーの「火星の星位」がいい時を選んで軍事行動を起こさせた。
1940年5月10日の西洋諸国への攻撃開始、1941年4月6日のユーゴスラビア・ギリシア進撃など、その日付は占星術によって決められていたと言う。もちろん、普通の歴史学者はそんなこと認めないでしょうけどね(笑)。しかしその日が、ヒトラーにとって「火星が有利な位置」だったことは確かだ。
クラフトが進言した日の軍事行動は、連合国側の意表をつき、すべて一方的なドイツ側の勝利だったと言う。

ただし、こんな暴虐を「運命の神」が見逃すはずはない。
占星術に頼ったことが、むしろナチスドイツの寿命を縮めることになった。

イギリス軍は、「ヒトラーがお抱えの占星術師を使っている」という情報を入手した。
カラクリさえ分かれば、対策は簡単だ。
イギリス軍は、ルートヴィッヒ・ウォールという占星術師を雇い、ドイツ軍の動向を予測させる。実はこれ、簡単なのだ。たぶん、私が任命されてもできただろう。
ドイツ軍が、ヒトラーの火星の状態の良い時しか攻めて来ないのならば、それを予想するのは難しくない。
実際、ウォールはドイツ軍のイギリス上陸作戦が中止になることを予測して的中させた。ヒトラーの火星の状態が悪かったからだ。
クラフトの進言で上陸作戦が中止になったのだが、同じホロスコープを見ているウォールにも、その考えは筒抜けというわけだ。

歴史の裏で、占星術師同士の「戦争」も起きていたのだ。ただし、これはウォールに有利な戦いだ。なぜなら、クラフトは自分の分析が先読みされていることに気がついていなかったのだから。
これ以降、イギリス軍はことごとくドイツの裏をかく事に成功し、戦局は一気に連合国側に傾いていく。

異変を察知したクラフトは停戦を呼びかけたが、破滅への道を下り始めたドイツ軍はもう止まらない。
それどころか、副総統ルドルフ・ヘスが「ドイツ中の占星術師の弾圧」を命じたため、クラフトも1942年に逮捕され、1945年1月、栄養失調で死亡している。

ヒトラーが陥落寸前のベルリンで自決したのはその3ヵ月後だった。

これが本当にあったことなのかは不明だ。戦後、ウォールが自叙伝として、この事実を発表したが、誰も彼を信用しなかったし、軍部も当然、その事実を認めなかった。

ヒトラーを陰で支えていたのは悪魔ではなく占星術かもしれない。
だが、この知識を悪用すれば、その「反作用」は自分自身に返るということもまた、真実なのだろう。
かつてヨーロッパの王族は、お抱えの占星術師を持つのが通例だった。
現代でも、ダイアナ妃や、レーガン元大統領が専属の占星術師を使っていたことはよく知られている。我々の知らないところで、占星術は歴史に大きく介入している。
事実としてアメリカ人投資家は取引の際に占星術を利用している人が多い。金融占星術というやつね。当たるかどうかは問題ではなく、多くの人が使っている以上、ホロスコープは実際に「相場に大きく影響を与える」のだ。
意外と私も、危険な世界に関わっているなぁ、と背筋が寒くなりました(笑)。


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