霊性と情熱のあいだぐらい

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zoom RSS ナチュラル・ボーン・キラー

<<   作成日時 : 2016/07/05 14:53   >>

驚いた ブログ気持玉 8 / トラックバック 0 / コメント 3

運命学を学んだり、信仰心を持つうえにおいて、一番のネックになるのはアドルフ・ヒトラーのような存在だ。
コメント欄でも疑問を書いてくれた人がいますね。
占星術において、ヒトラーの存在は最大の難関なのです。
もし運命というものが存在して、人を縛ると言うなら、彼のなした悪行の数々も運命だったことになってしまう。
彼は運命に翻弄されたかわいそうな被害者・・・ということになる。
もし「正義の神」が存在するなら、彼のような最悪の虐殺者を、戦争終結寸前まで生かしておいたのはなぜだろう、という疑問も湧いてくる。

「神が人間に邪悪な魂を与えると言うことがあるのか?」は、運命学を学ぶものにとって最大の疑問なのだ。
ここで、占星術師たちが考え出した言い訳は、チャーリー・チャップリンのホロスコープとの類似性だ。
喜劇王チャップリンは、ヒトラーと誕生日がたった4日しか違わない。
詳しい時刻のデータを私は持っていないが、どうやらアセンダントの位置も同じ(つまり出生時刻が近い)で、非常に似通ったホロスコープだったらしい。

どちらも強烈なカリスマ性を持っていたが、片方がコメディ映画の王となり、もう片方は人類史上最悪の独裁者となった。
この二人は生涯に渡って対立し、チャップリンはヒトラーを皮肉るような映画を作成したし、ヒトラーはチャンプリンの暗殺命令を出していた。
まるでお互いが「もう一人の自分の影」を憎むかのように。

これを根拠に、占星術師たちは、人間には「自由意志」があり、自分の才能をどのように使うかは自分で選べるのだ、と考えた。
しかし、本当にそうだろうか?
もしチャップリンが正しい道を選び、ヒトラーが「間違った選択をした」のなら、どこかで運命の修正作用が働くはず。つまり、正しい道に戻そうとする「強制力」が働くはずなのだ。

それに「4日」の違いは、我々占星術師にとっては、あまりにも大きな時間差だ。この4日間に、世界中でどれほどの人間が生まれたと思っているのか・・・。

ヒトラーはまるで悪魔と契約を結んでいたかのごとく、ドイツ第三帝国の総統になるまであらゆる危険を「奇跡的」に逃れている。
彼が所属する連隊は36回も大きな戦闘に巻き込まれたが、彼は生き残った。
一度は、連隊が全滅するほどの大きな被害を受けたこともあるが、やはり彼は生き残った。まるで弾丸がすべてヒトラーを避けて行ったかのごとくだ。

ヒトラーに対する大規模な暗殺計画も何度も実行されたがすべて失敗に終わっている。一度は、「発火ピンの不良」という全くの偶然によって死を免れている。
「正義の神」がヒトラーを殺すチャンスは何度もあったのに、まるで悪魔に守られているかのごとく、すべての危機を回避している。
しかも、彼が命を永らえるたびに、おびただしい数のユダヤ人がヨーロッパ中で虐殺され、戦火は長引き、気が遠くなるような悲しみが世界中を覆っていたと言うのに。

この歴史を見る限り、「神はいないのではないか?」と本気で思いたくなるほど、ヒトラーは運命に「ひいき」されているのだ。
「神は死んだ」というニーチェの超人思想は、ナチスドイツに利用され、ヒトラーが演説で使うこともあった。

これは本当に彼の自由意志なのか?
それとも、何かとんでもない運命に操られていた?あるいは本当に悪魔にでも憑依されていたのか?

ヒトラーの側近たちの証言によると、「彼は自分自身の考えを変えることができなかった」のだという。
一度、側近が彼に意見した時に、ヒトラーは激怒し「分からないのか?私は変われないのだ!」と怒鳴ったと言う。
彼の一日は、異常なまでに習慣化されており、着る物、歯磨きの時間、選ぶ音楽、犬の散歩の時間まで毎日同じだった。脳の病気を疑いたくなるような状態だ。

また、彼は生涯に6人の女性と付き合ったが、その6人すべてが自殺、または自殺未遂を起こしている。いったい、彼女たちは何を見たのか?それとも、そういう精神疾患を持つような女性にしか興味がなかったということだろうか?
ヒトラーとともに地下壕で散ったエヴァ・ブラウンでさえ、一度ピストルで自分の胸を撃っている。悪魔の花嫁に選ばれた自分の運命を呪ったかのように。

実は、ヒトラーは自分が戦争に負けることを開戦前に予言していた。
負けると分かっていたのに、なぜあんな無謀な戦争に突入したのか?目的はいったい何なのか?

「我々は負けるかもしれない。しかしその時は、世界を道連れにする。炎の中に・・・」
1932年に側近に語った言葉だが、まるで自爆テロの宣言だ。しかも、現代の自爆テロとは規模が違う。彼が巻き添えにしようとしたのは「全世界」だ。

生まれながらの殺人者のことを「ナチュラル・ボーン・キラー」と言うが、本当にそんなものがいるのかどうかは疑問だった。
しかし、ヒトラーの人生を調べれば調べるほど、その存在を認めないわけにはいかなくなる。彼は、若い時から相手の目を見つめただけで、相手の心をとらえる特殊な能力があったのだという。
神話に出てくる悪魔や魔王は、だいたいウィットに富んでいて、なかなか面白い奴なのだが、ヒトラーはこのユーモアすらなかった。彼が心から笑った顔など、誰も見たことがない。

幸い、私の依頼者に、そんな危ないホロスコープを持った人は今まで一人もいないが、もし他者に対する悪意を詰め込んだようなホロスコープの鑑定を依頼されたら、私はどうやってそれを伝えるのだろう・・・。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
そのまま伝えたら良いと思いますよ^ ^
と、言ってもそのような事態にはならないような気がします。悪意を持ったものは、悪意を持って見ているからそう解釈出来るのであって、スイレンさんは依頼者に対してそのような姿勢で臨んでいるようには思えないので。
そこで思ったのですが、たいへん邪悪な図というものを、仮に自分でつくってみたらどうなるんでしょう?(凄く難しそうだ…)
もしその配置にあたる点が実在するとしたら、そこで生まれた人は本当に邪悪な人なのでしょうか。私は必ずしもそうとは言えないと思うのです。
沢田
2016/07/06 08:27
こんにちは、沢田さん。
単純に「攻撃性の強いホロスコープ」は簡単に作ることができますし、「復讐心の強いホロスコープ」もすぐに思い浮かびます。

スポーツ選手には「攻撃性」が強い人が多いですね。
結局は、その攻撃性や復讐心をどのように使うかの選択にかかっているのかもしれません。
しかし、まれに「火星の攻撃性がコントロール不能」の人もいます。今のところ、お客様の中にはいませんが、一定の確率でそういう人は生まれます。

過去の「連続殺人犯」のホロスコープを調べてみようと思います。何か分かったらまたブログで報告しますね。
スイレン
2016/07/06 08:47
従兄弟のH子さんの結婚生活の予言は当たりましたか?
鏡リュウジよりスイレン
2016/07/10 10:01

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