霊性と情熱のあいだぐらい

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zoom RSS ブッダとイエス

<<   作成日時 : 2016/06/27 20:23   >>

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昨日、妻が図書館から「リトル・ブッダ」というDVDを借りてきた。
20年以上も前の映画だが、当時から私は大好きで、ほとんどのセリフを丸暗記しているぐらい繰り返し見た映画だ。それこそ「ビデオテープが擦り切れるまで」。
ちなみにブッダ(お釈迦様)は、若き日のキアヌ・リーブスが演じている。 これがまた美しいのだ。

私は前から、ブッダもイエス・キリストも「同じ悟りの境地にたどり着いた聖人」だと思っているのだが、聖書を読み返した直後に、ブッダの物語を続けて見ると、やはりこの二人がよく似ていることが分かる。

この映画は、9年前に死んだ高僧の生まれ変わりを探して、アメリカ人の少年ジェシーのもとを、ノルブーという僧侶が訪ねてくることから話は始まる。そして、ノルブーがジェシーにブッダの物語を語り聞かせるという構成で話は進んでいく。

イエスが生まれた直後、3人の占星術師がマリアのもとに現れてイエスを祝福したことは先日のブログで書いたが、実は、ブッダ(シッダールタ王子)が生まれた直後にも、占星術師が現れている。

ブッダはインドの小国の王子様で、スーパーセレブの生まれだ。
シッダールタ王子が生まれた後、王は盛大なパーティーを開いていたが、そこに占星術師が現れ「この子は世界の王になります」と告げる。
父王は、「私の後を継いでこの国の王になるのだ」と反論するが、占星術師は「運命は人の期待を裏切るものです」と言い放ち、彼は世界を救う王になると宣言する。

これは、マリアの元を訪れた「東方より来たりし三博士」のエピソードそっくりなのだ。
この映画を作った人も、それは意識していたようで、現代劇の場面で、ジェシーのもとを訪れた僧侶たちを指して、母親が「まるで三博士みたいね」というセリフがある。

王子はとんでもないボンボンで、29歳になるまで病人も老人も見たことがなく、人が「死ぬ」ということすら知らなかった。
しかし、ある日、城を抜け出し、外の世界を見に行くと、町には病人や老人があふれ、さらには死体が火葬され場面を目撃してしまう。
あまりのショックにうつ状態になり、そのしばらく後、家族の反対を押し切り、出家して修行生活に入る。

一方、イエスは30歳までは父のヨセフと大工をしていた。ある日出会った「洗礼者ヨハネ」という修行者に感銘を受け、そのまま入信する。
つまり、二人とも修行生活に入ったのは、ほぼ同じ年齢の頃なのだ。

この29歳〜30歳だが、占星術的にはサターン・リターンの時期に当たる。生まれた場所に土星が戻ってくる現象で、自分の生き方を決めるべき時期だとされる。ひとつの状況が終わり、また新しい状況が発生する。
時期的には微妙に個人差があるが、ほとんどの場合、29歳か、30歳の時にこの組み合わせが起きる。

さてさて、ブッダ君はその後、菩提樹の下で瞑想し、悟りに至るのですが、この時もまた二人はそっくりの経験をする。
瞑想中にブッダはマーラー(魔王)のさまざまな誘惑を受け、修行の妨害を受ける。色仕掛け、脅しなどなど。あまりにもブッダが無視するもんだから、マーラーは喚きながら消えてしまう。
一方、イエスも荒れ野を40日間さまよっている間にサタン(悪魔)の誘惑を受ける。同じように、食べ物で釣ろうとしたり、世界をくれてやるぞなどと誘惑するんだが、イエスの心は揺らがない。すべての誘惑を退けると、サタンは消えてしまう。

さてさて、悟りの境地に至った二人は布教活動を開始する。
イエスは十二使徒、ブッダは十大弟子と呼ばれる後継者の育成に残りの生涯を捧げる。自分が死んだ後も、確実に自分の教えが後世に伝わるように、後進の育成に全身全霊を注いだのだ。

実は、イエスはあまり広範囲を布教していない。キリスト教を爆発的に広めたのは弟子たちだ。
イエスもブッダも自分ひとりでできることの限界を知っていた。だから、弟子たちに教えを広め、その弟子がまた弟子を取り、永遠に教えは受け継がれていく。

映画の中で、ジェシー少年がノルブーに質問する場面がある。
「ブッダは神様なの?」
「違うよ。立派な人だが神ではない」
「イエスみたいに?」
「そう、イエスみたいに」

「イエスは神ではなく、人間である」、という考えは、古くから秘密裏に受け継がれてきた。その中心となったのがシオン修道会だが、アイザック・ニュートンやレオナルド・ダ・ヴィンチも、その中心メンバーだったと言われている。イエスはこの世で最も素晴らしい「人間だ」というのが彼らの主張だ。そう「ブッダみたいに」

イエスとブッダはよく似ている。
二人が同じ時代に生まれ、顔を合わせる機会があったのならきっと親友になれていただろう。
まあ、すでに現代ではそんな漫画が売れておりますが(笑)。

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