霊性と情熱のあいだぐらい

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zoom RSS 精神医学との違い

<<   作成日時 : 2015/07/21 13:24   >>

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少し前の話になりますが、「Dr.倫太郎」を毎週見ておりました。妻が堺雅人と蒼井優のファンだったので、二人が共演するこの作品は絶対に見逃せないものだったらしく、私も強制的に鑑賞させられていました(笑)。
精神科医の倫太郎が患者の相談にのる姿は、将来占星術の対面鑑定を目指す私には参考になる・・・と思っていたんですが、やはり占星術と精神医学は違いますね。

患者の話をじっくりと聞き、共感し「よくがんばりましたね、あなたは悪くない」という決め台詞を連発する倫太郎。
もちろん、彼の治療法が精神医学の中ではどちらかと言うと異端らしいので、これをもって批判はできませんが、ただ、話を聞き、共感するだけなら、医者ではなくカウンセラーでもいいような気がします。

特に気になったのが、蒼井優が演じる芸者さんが解離性同一性障害、いわゆる多重人格という病気だったこと。この原因について、ドラマでは幼少時代に母親からネグレクトされたことが原因となっていて、母親役の高畑淳子がとんでもなく悪い母親を演じています。

この病気の原因については、占星術と精神医学ではまったく別の解釈をします。
親の虐待が心の病の原因・・・これは、精神医学ではまるで常識のように使われる根拠です。
しかし、我々占星術師がホロスコープを解読するとき、心の病を持つ人は、確かにチャート上に精神疾患の傾向が現れています。
このチャートは生まれたときすぐに作ったとしても同じですよね?
つまり、親から虐待されるずっと以前から、精神疾患の運命はチャートに示されているのです。

心理占星術の第一人者リズ・グリーンは、その人の人格形成における親の影響力は限定的なものだと断言していますし、心理学の分野においても、ジェイムズ・ヒルマンのように、親の育て方が精神疾患の原因ではないと主張する学者もいます。

例えば、多重人格について占星術では、チャート上の二つの星座に複数の天体が集中していて、その星座同士の親和性が悪いと、片方の人格がシャドウになり、普通は恋人や配偶者に投影されます。
しかし、特定の相手がいない場合、自分の人生の中で、この対立する人格を表現する必要があり、多重人格になると考えられます。
たぶん、これをお医者さんに言ったら鼻で笑われそうですが、医者のボンヤリとした診断よりも、ホロスコープによる診断のほうが明確に原因を提示できるのは確かです。

つまり精神疾患の主な原因は、遺伝でも親の育て方でもなく、生来の運命に関わることだと言えます。もし、その人が生まれてきた目的(天命)と違うことをしていると、病状は悪化します。なぜなら、その精神的な傾向は、その人が天から与えられた才能(ギフト)と深く関わっているからです。
確か、同じく堺雅人が演じた「ツレがうつになりまして」では、主人公がうつになった原因は、コールセンターに勤めていた堺雅人がストレスから病気を発症します。自分に適性がないことを無理して続けると、運命の神がその場所から離脱させるためにあらゆる手段を講じますが、病気もその一つと考えられます。
ジェイムズ・ヒルマンは、その運命の神のことを「ダイモーン」と呼んでいます。

だいたい、親の育て方でその人の一生が決まってしまうなら、それこそ「運」じゃないですか?
良い親に当たれば幸福で、悪い親にあたったら不幸な一生・・・・そんな単純なものではないはずです。
親の影響力を過大に扱う現代の精神医学の傾向が、精神疾患を抱えた多くの患者が「親を恨む」という方向に行ってしまうのは悲しいことです。親も、私たちと同じで、悩みを抱えたただの人間で、間違えることもあるし、後悔することもある。親を恨むその背景に、親を神のように見てしまう現代医学のゆがみがあるように感じてなりません。

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