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zoom RSS アラン・コーエンとスカイプで会話!

<<   作成日時 : 2013/03/09 21:16   >>

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人生なんて不思議なもので、驚くようなことが突然起きることもある。
震災から2年を迎える被災地石巻で、アランコーエンジャパンという団体が映画の上映会を行った。「ファインディング・ジョー」という作品で、世界的ベストセラー作家のアラン・コーエンやディーパック・チョプラらが出演している。
上映会自体はちっちゃなイベントで、私もたまたま石巻の商店街で告知のポスターを見かけたので参加することにした。コーエンもチョプラも、私が敬愛する数少ないスピリチュアル・リーダーだ。
以前のブログでも書いたが、震災後、宗教家や霊能者、スピリチュアルリーダーと名乗る人たちは「この災害にどんな意味があるのか?」について語ってくれる人はいなかった。翻訳家の山川夫妻のように震災後とっとと海外に逃げ出し、「毎日楽しい」とブログに書き綴っていた自称スピリチュアルリーダー様もいる。
被災地の人々が腹をすかし、家族を失い、家を流され、死ぬか生きるかの瀬戸際で苦しんでいる時に、「それでもあなたの人生には意味があるのだ」と語ってくれる人は誰も居なかった。唯一、アラン・コーエンだけが『大震災のメッセージ 〜 心の傷を癒し、日本人の役割に目覚めるヒント』という本を出版し、日本人にエールを送ってくれた。
宗教やスピリチュアルに失望した私が今でも読んでいる本といえば、アラン・コーエン、ヴィクトール・フランクル、フリードリヒ・ニーチェ、ディーパック・チョプラの4人ぐらいである。それ以外の本は引越しの時にすべて置いて来た。成功だの、幸運だの、自己実現だの、私にはもうどうでもいい。ただ、欲しいのは「生きる意味」だけだった。
私にとっては四天王(笑)とも言える思想家のうちの二人が出演している映画ということで期待して見にいった。参加者は40〜50人程度だろうか、子どももいた。映画は、会話のスピードが速く、字幕の量も多い。ある程度、知識がないと難しい映画だと思うがワタシ的には満足できる内容だった。
要するに「試練とは魂の旅に出るように促す天からの声」ってことだと解釈した。確かに被災地にはふさわしい映画だったかもしれない。
しかし、本当の驚きはこの後だった。ハワイにいるアラン・コーエンとスカイプでつなぐという。
おおおおお!四天王と話が出来るのか!フランクルとニーチェはこの世にいないから、これはかなり貴重な体験。
スクリーンにコーエンが映し出された。
「何かアランに質問はありませんか?」司会の女性が言う。
皆がお互いの顔を見合わせる。日本人独特の譲り合い。ちょっと間があってから、一人の女性が手を挙げた。流暢な英語でアランに感謝の言葉を述べた。
一人目が英語で話したものだから、一気にハードルが高くなった感じ。この人の後に質問するのはかなりのプレッシャーである。だが、ワタシには2年間、ずっと聞きたいと思っていたことがある。まさか、直接アランに聞くことが出来るとは夢にも思わなかったが・・・・・。覚悟を決めて手を挙げた。
「日本語でよろしいですか?」と聞くと、司会の女性が通訳に入ってくれた。私の下手くそな英語で質問するよりは日本語の方がよかろう。
「石巻では多くの方が家や家族や仕事を失いました。きっとこの会場にいる人の中にもいると思います。先ほどの映画では試練は通過儀礼で、意味のあることだと説明されていましたが、この災害にも特別な意味があったと我々は思ってよろしいのでしょうか?」
通訳の女性は「特別な意味」の部分を「ホープ(希望)」と訳した。この災害も未来への希望に繋がっているのか・・・・実はワタシは緊張しすぎていて、この後のアランの説明をよく覚えていない(苦笑)。ただ、多くの人々の献身や信頼を感じることが出来たでしょう?みたいな内容だったと思う。アランは「彼の顔が見たい」と言い、スカイプのカメラを私に向けさせた。「逆にあなたに質問したい。あなたにとって震災はどんな意味がありましたか?」・・・・質問されて正気に戻った私は「私は震災で仕事を失いました。しかし、そのおかげでこの2年間は自分が何をしたいのかを常に真剣に考える生活でした。だからこそ、こういうイベントに参加する動機にもなりましたし、精神的に成長することが出来たと思っています。まだ答えは見つかっていませんが・・・・」
アランは大きく頷くと、「きっとあなたの大事な仕事が見つかるでしょう。その時、あなたはこの災害の意味を知ることが出来ると思います。」と語った。
「皆さんに禅の言葉を送りましょう。『嵐で屋根が吹き飛ばされたら星空が見えるようになった』」
会場には笑いが起こった。試練の中にも希望はある。今はそれを信じて生きて行くしかない。
「あなたたちが悪いわけではない。あなたたちが罪人だから災害が起きたわけではない。そしていつだって希望はあるのです。」
3人目の質問者は「石巻では4000人もの人がなくなった。仮設住宅に暮らしている人は1万6千人にものぼる。それでも我々は復興に向かっている。だからいつかアランさんにも石巻をみて欲しい!」と熱く語った。

人生は不思議だ。
震災以降、スピリチュアルへの興味を失い、ニヒリズムに陥っていたワタシにアラン・コーエンと直接会話する機会が訪れるとは。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
貴方の言葉でいつも励まされています。
スイレンさん いつもありがとう
2013/03/10 11:30
いえいえ、月に一回ぐらいしか更新していなくてスミマセン。もう少しペースを上げようかとは思ってるんですけど。4月から新しい仕事が始まるので今は準備で忙しく活動しています。
スイレン
2013/03/10 19:58

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