霊性と情熱のあいだぐらい

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zoom RSS 兆しはあったのか?

<<   作成日時 : 2011/06/27 13:56   >>

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東日本大震災を正確に予知した人はいない。霊能者、宗教家、占い師、地震研究家など、どの分野にも「ホンモノ」はいなかった。ある占い師が震災後に、震災前の日付のブログを改ざんし、自分がこの災害を予知していたかのように装っていた例はあるようだが、この手の幼稚な細工はすぐにバレる。
鏡リュウジによれば「振り返ってみると、ちょうど天王星移動やスーパームーン近くということもあり、占星術的には符合がいくつもあります。」だそうだが、事件が起きた後に言われてもほとんど意味はない。
当日のホロスコープをさっき作ってみたが、確かに死を意味する8室に天体が集中していたり、月と土星がヤバイ角度にあったりするのだが、これもまた、「よくあること」であり、これを事前に見せられて自然災害を予測できる人はいない。

占いでは天変地異は予測できないものらしい。
しかし、多くの人が亡くなり、さらに多くの人が家を失い、もっともっと多くの人が仕事を失った。経済的影響は日本全体に及ぶ。おびただしい数の人の人生が大きく変わったのだ。日本人で、この震災で何の影響もなかった人などほとんどいないだろう。
これだけ個人の人生を変化させた大事件が、個人のホロスコープに現れていないはずはない。占い師のように毎日たくさんの人のホロスコープを検証している職業の人が、その変化に気がつかなかったとすれば、占いの意義そのものが問われてくる。
「生きるヒントを与えるためのものだ」と鏡リュウジは言うが、目前に迫った死の危険すら分からないなら、「生きるヒント」などなんの役に立つのであろうか?

東松島市の体育館は津波で冠水し泥だらけになっていたが、そこに次々と遺体が運ばれ並べられていた。これが人の死か?人の死はもっと尊厳あるもののはずではなかったのか?これを見れば誰でも神を疑う。
かつてマザー・テレサはインドの路上で死んでいく貧しい人たちを見て同じ疑問を持った。「なぜ神はこのような悲劇を放置されるのか?」悩んだ末に得た結論は「神は彼らを見捨てていない。彼らを助けるために私を遣わしたのだから」
・・・・美しい話だが、私にはとてもそんな心境にはなれない。ひどい屁理屈のように感じる。また、「自分は神に特別に選ばれて派遣された」というような、宗教家にありがちな選民思想のようにも思える。

石巻市・東松島市・女川町の3つを通常石巻エリアと呼ぶ。もともとすべて石巻市に統合される予定だったのだが、原発を抱える女川町、自衛隊の基地がある矢本町・鳴瀬町(この二つが東松島市になった)が離脱し、現在の区分けになっている。いづれも今回の津波で壊滅的被害を受けたところだ。石巻エリア全体の死者・行方不明者は膨大な数にのぼる。全人口の何パーセントかが減ってしまうほどの被害を受けながら、日々の暮らしは続いている。仕事がある人は仕事をしているし、仕事を失った人はせっせとハローワークに通う。とてつもない悲劇にみんな慣れ始めている。
自衛隊車両が走り回り、道路わきには潰れた車が転がっている風景が日常になってしまった。
生き残ろう。いつか、すべての疑問の答えが得られるように。今はただ、生きていこう。

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