霊性と情熱のあいだぐらい

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zoom RSS サイババの死

<<   作成日時 : 2011/04/26 15:04   >>

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おととい、インド最大の聖者サティア・サイババが亡くなった。
世界中に一千万人以上の信者がいると言われ、インド歴代首相も信奉者だったことから、世界的に有名な人物である。日本でも「物質化現象」というものが取り上げられ、一時的にブームになったが、その後、マスコミは「あれは手品だ」として一転してバッシングの嵐となった。
ワシ自身もサイババから影響を受けた部分がある。20年ほど前、青山圭秀氏が書いた「アガスティアの葉」という本がワシが占星術の研究を始めるきっかけになっている。ワシはサイババの信者ではないが、サイババの言葉はインドの伝統哲学(ヴェーダンタ哲学)に沿ったものであり、特にオカルトめいたところはない。非常にマトモで常識的な教えだったと感じている。少なくとも、自分の団体を宣伝ばかりしている聖教新聞などというマニア新聞を発行しているいかがわしい団体よりは間違いなくマシであっただろう。
信者ではないのでサイババに祈ることはなかったが、「話のわかる親戚のおっちゃん」みたいな親しみは持っていた。
だが、日本のマスコミも「サイババが予言の日よりも早くに亡くなった」と、何となく皮肉めいた報道をする。日本でサイババ批判の本と言ったら「パンタ笛吹」氏のものが有名だが、このパンタさんのほかの本を読むと、このパンタ氏、旅行先で知り合った外国人女性を運命の女性だと勝手に思い込んで付きまとうなど、とても正常な脳みその人物とは思えないかったのだが・・・・。この人物の本が一番の批判本では、説得力に欠けるだろう。
まぁ、サイババの真贋については世界中で論議され尽くしていますから、興味のある方は自分で調べてくださいね。

気になるのは死のタイミングだ。
今回の東日本大震災をワシは占星術研究家でありながら全く予測できていなかった。占星術の精度に自信を失ったワシは震災以来ホロスコープの解読はしていない。「運命」の存在そのものに対しても疑念を持ちはじめたこの時期に、占星術を始めるきっかけとなったインド哲学の聖者・サイババが死んだことは大きなショックだった。
90年代後半に、世間では「ノストラダムスの大予言」なるものが流行っており、映画はアルマゲドン、ディープインパクトなど、地球滅亡をテーマとした映画が興行成績を伸ばしていた。
そんな時、「世界の滅亡は起こるでしょうか?」という記者の問いに、サイババは「今世紀末の滅亡など起きない。そんなことを信じてはいけない。私が生きている間はそのような悲劇は決して起きない。」と語った。巷の新興宗教が不安感を煽って信者を獲得していた時期に、このサイババの言葉はなかなか新鮮であった。
だが、あの時から少しだけ気になっていた。「私の生きている間は・・・」
サイババは死んだ。日本が戦後最悪の災害に見舞われ、原発事故が収束していないこの時期に!
サイババが自分の死ぬ日を予言していたのは有名だし、ワシもそれは知っている。今回の死は、それよりも数年も早い。マスコミは「予言が外れた」と大喜びで報道しているが、ワシにはその時期のズレが何か特別な意味があるのではないかと感じている。
被災地・石巻で日々を暮らしているワシには、世界の滅亡なんてバカな話も酷くリアルに感じられる。「起こるはずがない」なんて誰が言えるだろうか?生まれ故郷の石巻が瓦礫の山になったことだって、「起こるはずがない」ことだったのだから。
死は突然に訪れる。「余命何ヶ月」なんて親切に誰かが教えてくれるわけではない。そんなドラマで感動するのはやめよう。死は突然だ。何の準備も、心構えもないまま、急に訪れて、葬式をする場所も資金も、火葬場の燃料さえない。それが現実。
だからこそ、いつ死んでも悔いが残らないように、今日を必死に生きるしかない。

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