ここのところ、古い本ばかり読んでいるので、なかなか興味深い事実に気がついた。 20世紀に出版された多くのスピリチュアル系の本には「20世紀末から21世紀の最初の数年間に世界が滅ぶ」というようなことが書かれている。 まず1998年にエドガー・ケイシーの滅亡の予言に始まり、99年ノストラダムス、聖書の暗号、マヤ・インカの予言、聖徳太子の予言などなど・・・最近だと、ジュセリーノとかいう御仁が地震の予言を外しまくっておりますが。 もうすぐ2009年を迎えるこの時期に、それらの本を読むと「あぁ、予言なんぞ当たらないのだなぁ」としみじみ思いますね。 ワシは占星術も学んでおるので、未来予測すべてを否定するつもりはありません。 個人の未来を予測することは、ある程度なら可能だし、その個人の集合体である世界の運命も、予測することは不可能ではないかもしれません。 しかし、個人の運命も、世界の命運も、「そうなる可能性がある」と指摘できるだけで、確定的に語ることは出来ません。 占星術でも、「すべては決まっている」と考えるイギリス占星術協会のような団体もあれば、鏡リュウジ氏のような、「未来は変えられる」と考える心理占星術という分野もあります。 「運命は変えられるのかどうか?」というのは、運命学を学ぶものの最大のテーマでもあります。 オカルトの分野から考えても結論は出ませんので、今日は、徹底して科学的に検証してみましょう。 それでは高校の物理で攻めて見ましょう。 学校で、原子には陽子や中性子を含んだ核があり、電子は核からさまざまな距離で一定の軌道を描きながらまわっており、軌道を変えることもあると習いましたよね? 電子が軌道を変える瞬間、空間を通過して新しい場所にたどり着くのではなく、軌道Aから軌道Bに瞬時に移動します。(これは教科書には載ってない) つまり、中間領域を通過することなく、異なる環境に瞬時に状態を変えるということです。 この時点でかなり非常識な話ですが、さらに、この電子の瞬間移動が起きる時間の予測は出来ません。電子の飛躍を推測する数学的モデルを作ることは出来ても、正確に計算することは不可能なのです。 これが運命学とどう関係するのか? 世の中に存在するすべての電子が予測不可能なものであることを考えれば、ごく単純な出来事すら予測ができないということになります。だって、この世のすべて(あなたの体も含めて)が原子からできているのですから。 スピリチュアルなレベルで考えれば、人生がどこに向かっているのか、人間には全く予測すらできないということになります。 予言者や科学者ができるのは、「こうなる可能性がある」という推測だけです。 この世界は不確実性によって成り立っています。 ただし集合的無意識領域においては、人の想いに反応して「ある状況が起きる可能性が高くなる」ということがあります。しかし、それも、ただの可能性。 集合的無意識とは、無限の可能性を秘めた領域なのです。 よって、「予言は当たるかもしれないし、当たらないかもしれない」というのが科学的な結論です。 可能性がある以上「絶対に当たらない」と言うことはできないし、「絶対に当たる」と確定的に言うことも非科学的です。 つまり、予言なんてあまり意味がないということになりますね。 ま、「そうならない様にがんばれよ」ぐらいのものでしょう。 |
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